エキサイティングな街、NewYork新婚旅行から帰ってきて、1ヵ月後、主人はお先にNYへ行きました。 私はその後2ヶ月経って、憧れのNYに住み始めました。 私たちの新居は、マンハッタンの40丁目の3rdAVEの角。 比較的新しいアパートでした。 私たちの住まいの6階の窓からは、クライスラービルとエンパイアステートビルがよく見えました。 ここを選んだのもどこへ行くにも便利な所ということでした。 目の前のアパートは、マイクタイソンの家もあると聞きました。 この頃のマンハッタンは、治安がすごく悪く、ホームレスはたくさんいるし、ニュースでも毎日殺人事件のことばかり。ボトルマンなる怪しい人もいて、お金をふんだくられるということも日常茶飯事で、のんきに出かけることはまず出来ませんでした。 とりあえず、スニーカーをはいて、コーチのバックを斜めがけにして、ニューヨーカーにならなくては・・・ 貸しビデオやさんと紀伊国屋に行くことが唯一の楽しみでもありました。 夏の間は、主人も毎日家にいたので、毎日あちこちに出かけていましたが、9月になると学校が始まったため、私も英会話に通い始めたり、1人で出かけることが多くなりました。 しかし、前述したように一人出歩くにもすごく気を遣っていたため、1時間も出かけるとぐったりしていました。家でビデオを見たり、CATVのHBOやMTVばかりを見ていました。3ヶ月経つと内容がわかるようになると聞いていましたが、私の場合は全く・・・英会話にしても初級クラスでおばさまたちとなんとなくやってました。 そこでJoyceとの出会いは、私のNY生活を楽しくしてくれるチャンスをくれました。Tサンを紹介してくれることから、パッチワークへの道を開いてくれたのでした。暇で仕方なかった私が、熱中できることを見つけました。 それからというもの、郊外へ旅行すると必ず、布を買い求めるようになりました。気がつくと布と作品が山となり、たった2年間のうちにかなり上達しました。 つづく・・・ ジャンル別一覧
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